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2008 05,28 23:19 |
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半年ほったらかしていたこの場所だけれど、 昨日、一昨日と 株と虫さんと佐野博文さんと あと今日はじゃがりこさんからコメントを頂いたので、 嬉しくてまた記事を書く気になった。(人間って単純。。。。) 株と虫さん、佐野博文さん、じゃがりこさん。 mixiに載せた「生きる」を転載するので、 もし良かったら読んで下さい。 ******** 「生きる。」 2007年01月06日21:50 そう言えば、以前から「いつか書こう、いつか書こう」と思っていた出来事があったけれど、年末のバタバタですっかり忘れていた。 12月の。。。あれはいつだったかな。多分、20日くらいのこと。 その日たまたま家にいて、フジテレビの「スーパーニュース」を見ていたら、『全盲の夫婦、子育て密着180日』というのをやっていた。 立道聡子(たてみちさとこ)さんという全盲の女性と、その彼女を支えているご主人(こちらも全盲の方。)の出産と日常生活に密着した特集だった。 聡子さんは生まれた時の体重が800グラム以下と非常に小さく、未熟児網膜症(みじゅくじもうまくしょう)という病気で生まれながらに目が見えない。 が、常に明るく前向きで、今は結婚をされ、東京の杉並に暮らしている。 また趣味と実益を兼ねて歌もうたっていて、インディーズのCDも発売している。時々はライブもやっているらしい。 (ちなみにご主人とは、盲学校の音楽活動で知り合ったらしい。) そのふたりが結婚し、初めての出産を迎えるまでの半年を、フジテレビでは取材していた。 おふたりのご両親は全盲の聡子さんとご主人が子供を育てていくことに最初はとても反対していたらしい。 子供を育てるということは、健常者であっても大変なのに、夫婦ともに目が見えないという状態でこれからの子育ての難関にどうやって立ち向かっていくのか。。。そのことに対して とても不安を持っていたらしい。 けれど聡子さんとご主人は自分達の子供を力を合わせて育てていくことを決意した。 出産は杉並の病院で帝王切開で行われた。 ふたりは、自分達の子供にも障害が遺伝することを何よりも恐れていたが、生後3ヶ月の検診では幸い、子供の目に異常は見受けられなかった。 子供の名前は、「ゆうと」と名づけられた。 わたしが一番感動したのは、この、子供の名前の由来を聞いた時だった。 『生きるのには勇気が必要だから。』 今も、一字一句正確に覚えている。 『生きるのには勇気が必要だから。』 今日までわたしは、人生に対してこんな風に正面から立ち向かったことはなかった。 たしかに、生きることは苦しいことだと感じたりもした。 仕事で挫折した時や、身体を壊した時、生きることがつらいとも感じた。 けれど、幸か不幸か分からないが自分は健常者として生まれて、目が見えること、耳が聞こえること、親や兄弟と普通に話しが出来ること、生活する上で受けられることすべては『当たり前』で、勇気を持って生きなければいけない場面はそう何度も無かった。 でも、この特集に登場していた全盲の夫婦には、わたしなんかの何倍も何倍も、勇気を振り絞らなければいけない場面があったのだと思う。 例えば、子供を生むと決意した時も。 健常者の夫婦が子供を生む時よりも何倍も不安があって、子育てをしていくことにも何倍もの迷いがあって、それでも、自分たちの子供が欲しいと思って、勇気を持って決断したのだと思う。 特集の最後、ご主人はこんなことを言っていた。 「勇斗には、たくさんの物を見てほしい。 これからの生活の中で、目にするたくさんのものを。 その勇斗の姿を、自分達は決して見ることは出来ないけれど。」 。。。この言葉にも、 泣いた。 本当にいい特集だった。 聡子さんの名前で検索をしたら、ホームページも発見したのでURLを載せておきます。↓。 聡子さんが歌っている歌の視聴も出来るみたいです。 http://satoko-t.s143.xrea.com/ . PR |
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コメント |
>『生きるのには勇気が必要だから』
この言葉、心に響きました。 心に繰り返し響いてきます。 『生きるのには勇気が必要だから』 普通の生活しているだけでは勇気が必要だ、なんて思うことはなかなかないですよね。 立道夫妻が子供を育てると決心した時は普通では考えられないほどの勇気が必要だったと思います。 『生きることには勇気が必要だから』 普段では考えられないけれど 人生を歩むためには必要なことかもしれませんね。 >今日まで私は、人生に対してこんな風に正面から立ち向かったことはなかった。 俺も人生に正面から立ち向かったことはなかったかもしれません。 ただ無駄に時間を過ごしたり。 毎日同じことの繰り返しで、神経が焼き切れそうになったこともあります。 でも、 この記事を読んで、生きるための勇気を少しばかりもらったように感じました。 立道夫妻、勇斗くん そして清水さん 本当にありがとう。 今はまだ小さな勇気だけれど、 いつの日か、大きな勇気になるように、 生きていこうと思います。 P.S. 4、5年ほど前 古本屋で会ったことがありませんか? 【2008/05/3017:54】||株と虫#5498602e7a[ 編集する? ]
Re:心に響く
株と虫さん。 こちらにもコメントをありがとうございます。 わたしもこの番組から勇気をもらった一人です。 当たり前の毎日を繰り返し生きて行く中で、 立ち向かうことをつい忘れてしまうけれど、 こうやって他人の生き様に触れると、改めて考えさせられます。 >4、5年ほど前 >古本屋で会ったことがありませんか? どこの古本屋さんですか? j |
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